交換日記:井上史歩

 
ものづくり新聞の女子が綴る、リレーコラム。
取材での発見、おすすめのアイテム、ここだけの話。ものづくりはしていないけれど、
ものづくりが大好きなわたしたちの交換日記です。
 
こんにちは。ものづくり新聞の井上史歩です。 ものづくり新聞の広報とマーケティング担当として、SNS運営やコンテンツ企画を担当しています。
最近の高度なAIチャット機能に仕事柄怯える今日この頃です。
 
情報が少なかった時代と場所で夢見た世界
長崎県の壱岐(いき)という離島で生まれ、高校を卒業するまでずっとそこで生活していました。
 
島内に若者が遊びに行くような場所はなく、当時の1番の楽しみは、発売日から少し遅れて船便で届くファッション誌や映画、サブカルチャー系の様々な雑誌を読むことでした。それらを中学生の頃から隅々まで読み漁っていた私は、将来は何かクリエイティブな仕事に就きたいという憧れを抱くようになりました。
大学受験では美術系大学を目指しましたが、進路相談の際「これからは中国の時代、香港映画も流行っているから中国語を勉強しといて損はない」という担任の言葉をふわっと信じ(←)、辛うじて受かった大学で中国語を専攻しました。
 
身近な日常にインターネットがなかった時代、離島という地理的なハンディは今よりはるかに大きく、圧倒的な情報不足の中で当時のなりたい職業の選択肢に今の自分はいませんでした。
 
実家の居間に飾られているお気に入り写真。弟と(@大浜海水浴場)
実家の居間に飾られているお気に入り写真。弟と(@大浜海水浴場)
 
巡りめぐって夢見た世界にいる不思議
大学を卒業してから上京し、1年間働きながら雑誌の編集を学ぶスクールに通ったりもしましたが、なかなか憧れの仕事に携わる機会には恵まれません。SNSがある今ならもっと違うアプローチの仕方もあったのだろうと思いますが、3、4年トライしてあきらめてしまいました。
 
その後、結婚や子育てなど人生のライフステージを迎えながら様々な業界で仕事をしきた中で、編集長と縁があり、現在ものづくり新聞の広報として仕事をしています。振り返るとずいぶん遠回りしてきましたが、かつて憧れていたメディア事業でコンテンツ作りに携われていることが、今とても幸せに思います。
 
どんな仕事でも本当の自分を大切に
ものづくり新聞に入ってすぐの頃は、仕事でもプライベートでも、それまでほぼものづくりと関わりがなかったので、そんな自分が役に立てることなどあるのだろうか…と不安でした。
でも、いろいろな業界にいたからこそ、そこで働く女性たちの人生においての悩みや楽しみに、あまり大きな違いはないのではないかとも感じていました。
 
だったらものづくりの世界で働く女性たちと一緒に、人生の悩みや喜びを分かち合い、励まし合えるような情報発信の場を作ることはできるのではないかという思いから「ものづくり女子」向けのコンテンツを始めました。
 
どんな仕事をしていても、自分が好きなことや大切にしているものを日常の中に忍ばせて、困難を切り抜けていく“女子”特有の明るい底力を皆さんと分かち合えるといいなと思います。
 
🖤最近のお気に入り
自分をケアすることに必死です(笑)
持ち物は何かと推しグッズで揃え、推しのポーチにサプリメントを入れてどこに行くにも持ち歩いています。
リアルすぎて恥ずかしい…
サプリメントは目のケアと、早く疲れが取れる“気がする”アミノ酸です
サプリメントは目のケアと、早く疲れが取れる“気がする”アミノ酸です
 
皆さんの癒しグッズもぜひおしえてくださいね!
「丸いすとコーヒー」ってそんな場所です。気軽に一緒に楽しみましょう♡
 
 
 

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